四天王寺の五重塔は登れる!大阪・聖徳太子ゆかりの寺を参拝記ブログで徹底解説【2026最新】

大阪観光

皆さんおはようございます、こんにちわ、あるいはこんばんわ。ぼっち系トラベラーの旅する猫おじです。大阪の観光地といえば、真っ先に「通天閣」や「道頓堀」の賑やかな景色を思い浮かべる方が多いですよね。でも、そんな喧騒からほんの少し歩いた場所に、時が止まったような静寂に包まれた「日本仏教のふるさと」があるのをご存知でしょうか?

今回は、天王寺に位置する日本最古の官寺「四天王寺」をレポートします。1400年以上の歴史を誇りながら、令和のキャッシュレス文化までさらりと取り入れる、大阪らしい懐の深さに驚かされました。2025年12月下旬、冷え込む冬の朝に現地を訪れた最新データをもとに、2026年に参拝を予定している方へ、歴史ファンならずとも楽しめる「大人の散策ルート」を詳しく解説します👍

聖徳太子が描いた理想郷。日本最古の官寺「四天王寺」の魅力

四天王寺は、推古天皇元年(593年)に聖徳太子(厩戸皇子)によって建立されました。特定の宗派にこだわらない「和宗」の総本山として、今もあらゆる人々を優しく受け入れています。大阪のど真ん中にありながら、一歩境内に入ると空気の「密度」が変わるような、凛としたパワーを感じる場所です。

建立の由来は、聖徳太子が物部守屋との戦いの際、「勝利した暁には仏法を守護する四天王を安置する寺を建てる」と誓ったこと。戦乱の時代に平和を願って建てられたお寺だと思うと、現代を生きる僕たちの心にも深く響くものがありますね~。


歴史の入口を歩く:南大門と「極楽への門」石鳥居

凛とした空気が漂う「南大門」

四天王寺の南大門
▲四天王寺の正面、南大門。ここから始まる歴史の重みに背筋が伸びます。

天王寺駅から賑やかな商店街を抜け、最初に見えてくるのがこの立派な南大門です。不思議なもので、門をくぐった瞬間に車の走行音が遠のき、砂利を踏む自分の足音だけが響くようになります。この「日常から非日常への切り替わり」こそ、四天王寺散策の醍醐味です。

夕陽の名所「石鳥居」と神仏習合の面影

四天王寺の石鳥居
▲重要文化財の石鳥居。お寺に鳥居があるのは、日本人が大切にしてきた「神仏習合」の証です。

個人的にぜひ見てほしいのが、西側にある「石鳥居(いしとりい)」です。「お寺なのになぜ鳥居?」と不思議に思うかもしれませんが、これは明治以前の日本で当たり前だった「神仏習合(神様も仏様も共に敬う)」の文化を今に伝える貴重な遺構なんです。

この鳥居は「極楽浄土の東門」とされており、はるか昔から人々はここから沈む夕陽を眺めて、西方にある極楽浄土を想ったのだそう。夕暮れ時に訪れると、鳥居の向こうが黄金色に染まり、息を呑むような美しさに出会えますよ。

守護神が見守る「中門(仁王門)」の迫力

四天王寺 中門
▲中門の金剛力士像。その迫力に思わず足が止まります。

さらに奥へ進むと、朱色が鮮やかな中門が現れます。左右に安置された金剛力士(仁王)像は、悪いものが入らぬよう目を光らせていて、その力強さに圧倒されます!

余談ですが、左右どちらにもお賽銭箱が置いてあるのを見て、僕はつい「右の神様も、左の神様も……」と両方に入れてしまいました(笑)。そんな風に、つい心が丁寧になってしまう不思議な力がここにはあります。

中心伽藍:一直線に並ぶ「四天王寺式」の機能美

四天王寺を訪れたら絶対に外せないのが、中門・五重塔・金堂・講堂が南から北へ一直線に並ぶ「四天王寺式伽藍配置」。日本で最も古い建築様式の一つで、その幾何学的な美しさは、どこから眺めても絵になります。

【猫おじのここがポイント!】
中心伽藍(五重塔・金堂・講堂エリア)の拝観は大人500円。少し迷うかもしれませんが、中の静寂さと仏像の距離の近さを考えれば、絶対に拝観する価値ありです!

全国でも珍しい!登れる「五重塔」

四天王寺の五重塔
▲高さ約39m。再建されたものだからこそ、僕たちは中に入ることができるんですね~。

現在の五重塔は戦後に再建されたものですが、最大の特徴は「内部の螺旋階段で最上階まで登れる」こと!これ、全国の五重塔でもかなり珍しい体験なんです。階段は少し狭くて急ですが、一歩ずつ登る過程はまるで修行のよう。登りきった展望窓からは、近代的なハルカスと古き良き境内が混ざり合う、不思議な大阪の景色を一望できます。

救世観世音菩薩が待つ「金堂」と「講堂」

五重塔のすぐ後ろにある金堂には、聖徳太子の化身とされる本尊・救世観世音菩薩(くせかんぜおんぼさつ)が静かに佇んでいます。堂内は撮影禁止ですが、その分、自分の目と心にしっかりと焼き付けることができます。壁に描かれた仏伝図も非常に精緻で、時間を忘れて見入ってしまいました。

五重塔と金堂と講堂
▲一直線に並ぶ伽藍。この美しさが四天王寺の醍醐味ですね!

【重要】六時礼讃堂のリニューアル工事について

現在、重要文化財である六時礼讃堂(1623年建立)は、保存修理および耐震工事の真っ最中です。400年もの歴史を次の100年、200年へと繋ぐための大切なメンテナンス期間ですね。

工事中の六時礼讃堂
▲現在は幕で覆われていますが、これも今しか見られない歴史の1ページです。

工期予定:〜令和8年(2026年)3月31日まで
期間中のご祈祷や納骨は、隣接する休憩所「和労堂」が仮堂として対応されています。2026年の春休みに訪れる方は、新しくなった姿が見られるかもしれませんね!


ハイテク!PayPayでお賽銭を体験してみました

今回、四天王寺で一番の驚きだったのがこれ。なんとPayPayでお賽銭ができるんです!

PayPayのお賽銭QRコード
▲歴史ある境内に突如現れるQRコード。これぞ「大阪スタイル」な柔軟さ!

「キャッシュレス派で小銭がない!」という時でも安心。実際に試してみると、決済完了画面に「お気持ちを送りました」と表示され、なんだか心がポッと温かくなりました。1400年前の聖徳太子も、まさかスマホで信仰を捧げる時代が来るとは想像もしていなかったでしょうが、新しいものを柔軟に取り入れる精神は、きっと太子も喜んでいるはず……!?


四天王寺 参拝ガイド(アクセス・拝観料)

項目 詳細内容
所在地 大阪府大阪市天王寺区四天王寺1丁目11-18
アクセス 地下鉄「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」徒歩5分 / JR「天王寺駅」徒歩12分
拝観時間 8:30〜16:30(10月〜3月は16:00閉門)
拝観料 中心伽藍 500円 / 庭園 300円 / 宝物館 500円

【これから行く方へのアドバイス】
冬場(10月〜3月)は閉門が16時と早めです。僕は今回、欲張ってゆっくり回っていたら、楽しみにしていた「極楽浄土の庭」の受付時間に間に合いませんでした……(涙)。美しい庭園を堪能したい方は、ぜひ15時前には到着するように計画を立ててくださいね!

公式サイト:四天王寺公式ホームページ

まとめ:日常をリセットできる、天王寺の「和」の時間

四天王寺は、ただの古い建物が並ぶ場所ではありません。今もなお、人々の願いや祈りが呼吸し続けている「生きた歴史」の場所です。聖徳太子が願った平和の心が、令和のPayPay決済と共存している光景は、まさに大阪らしい懐の深さそのもの。

次の大阪旅行では、串カツやショッピングの合間に、少しだけ背筋を伸ばして四天王寺を歩いてみませんか?悠久の時の流れに身を任せれば、きっと心の中がスッキリと整理されるはずです!

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