世界遺産・仁徳天皇陵古墳に隣接する「大仙公園日本庭園」。秋の夜長、園内が幻想的な光に包まれる「秋季夜間特別開園 ~紅葉の灯り~」が今年も注目を集めています。
昼間の明るい日差しに映える紅葉も美しいですが、ライトアップされた夜の庭園は、まるで別世界のような静寂と輝きに満ちています。この記事では、2026年に訪問を予定されている方に向けて、2025年11月22日に現地を訪れた筆者が、逆さ紅葉の絶景撮影スポットや夜間ならではの注意点を詳しくレポートします。
1. 暗闇に浮かび上がる幻想的な「紅葉の灯り」
夜の帳が下りると、園内の約100本のモミジが強力なライトによって照らし出されます。

特筆すべきは、「映波橋(えいはきょう)」から「印月橋(いんげつきょう)」にかけての景観です。横一線に並ぶライトアップされた紅葉の密度は、庭園内でも随一。11月下旬の訪問時は、この付近が最も美しく色づいていました。
2. プロが教える?ライトアップ撮影のコツ
夜のライトアップ撮影で陥りがちなのが、「ライトの光が直接レンズに入り、写真が白っぽくなる(フレア・ゴースト)」という問題です。実際に現地で試行錯誤した結果、以下のコツを見つけました。
- 光源を遮る: ライトが直接見えないよう、木の幹や岩の陰に隠れて角度を調整する。
- 縦構図を活用: 池への反射(逆さ紅葉)を撮る際は、縦構図にすると空の余白が減り、迫力が増します。

3. 夜間限定!「逆さ紅葉」おすすめ撮影スポット4選
日本庭園ライトアップの醍醐味は、風のない穏やかな池に映る「逆さ紅葉」です。筆者が厳選した撮影ポイントをご紹介します。
① 休憩舎前の角
入口正面のメインの建物付近です。最初に出会える絶景ポイントのため混雑しますが、池の広がりを感じられる一枚が撮れます。
② 映波橋・印月橋の上
最も紅葉の密度が高いエリアです。ここではぜひ縦構図で狙ってみてください。木の枝の先まで水面に反射し、万華鏡のような美しさです。

③ 甘泉殿(かんせんでん)前
右側の散策路の奥にある建物です。紅葉から距離があるため、ライトの反射を気にせず撮影できます。夜空に浮かぶ花火のような、落ち着いた紅葉が楽しめます。
④ 休憩舎の廊下
建物の中から額縁のように庭園を眺めることができます。ここから見る映波橋付近の景色は、まさに一幅の絵画です。
4. 夜間訪問時の注意点:順路に規制あり
日中は庭園を1周ぐるりと回れますが、夜間は足元の安全確保のため、一部の散策路が通行止めになります。

「左側の道を楽しんだら一度入口へ戻り、次に右側の道へ向かう」という二段構えの散策になることを覚えておきましょう。
5. 休憩舎の日本茶カフェで贅沢な一服
散策で冷えた体には、休憩舎内にあるカフェがおすすめです。ライトアップされた庭園を眺めながら、温かいお茶をいただけます。
- 抹茶と利休餅のスイーツセット(880円)

ライトアップ2026 実施概要
※2026年度の詳細は公式サイトをご確認ください。
| イベント名 | 秋季夜間特別開園 ~紅葉の灯り~ |
|---|---|
| 期間 | 例年 11月中旬〜12月上旬の金・土・日・祝 |
| 時間 | 17:00~21:00(最終入園 20:30) |
| 料金 | 合計400円(入園料200円+参加料200円) |
アクセス情報
- 電車:JR阪和線「百舌鳥駅」から徒歩約15分
- 車:大仙公園仁徳御陵横駐車場(有料)が便利です。
まとめ
漆黒の池に映し出される逆さ紅葉は、言葉を失うほどの美しさでした。大仙公園日本庭園のライトアップは、混雑しすぎることもなく、自分のペースで撮影や散策を楽しめるのが大きな魅力です。
2026年の秋、大切な人と、あるいはカメラを手に、幻想的な夜の散歩を楽しんでみてください。
▼昼間の庭園もチェック!
太陽の光に輝く紅葉と、抹茶の楽しみ方を詳しく紹介しています。
【大仙公園日本庭園】昼の見どころガイドはこちら

