大阪・岸和田の奥座敷に位置する「牛滝山 大威徳寺(うしたきさん だいとくじ)」は、国の重要文化財に指定された多宝塔と、鮮やかな紅葉が共演する絶景スポットとして知られています。
例年の見頃は11月中旬から下旬。南海岸和田駅からバスで約50分と、都会の喧騒を忘れてリフレッシュするには最高の日帰り紅葉スポットです。
この記事では、2026年に訪問を予定されている方に向けて、2025年11月29日に実際に現地を訪れた筆者が、紅葉の見どころや散策ルート、アクセス上の注意点を写真とともに詳しくご紹介します。
牛滝山・大威徳寺の散策ルートと所要時間
大威徳寺の魅力は、お寺の参拝だけでなく、その奥に続く「滝めぐり」のハイキングコースにあります。まずは今回の散策コースを確認しましょう。
今回の散策コース(往復:約1時間弱)
- 牛滝山バス停 出発
- 大威徳寺 入口の門(山門)
- 多宝塔(重要文化財)周辺の紅葉見物
- 一の滝・二の滝・三の滝
- 錦流の滝(折り返し地点)
- バス停へ帰還

山頂を目指すと本格的な登山になりますが、「錦流(きんりゅう)の滝」までであれば、往復1時間程度で気軽に自然を満喫できます。普段着でも歩けますが、歩きやすい靴がおすすめです。
【実録】11月下旬の大威徳寺、紅葉の様子は?
1. 参道に広がる「紅葉の絨毯」
バス停を降りて寺院へ向かう道中、すでに足元には見事な紅葉の絨毯が広がっていました。

見上げれば色鮮やかな枝葉、見下ろせば真っ赤な絨毯。この時期ならではの贅沢な空間です。
2. 静寂に包まれた「山門」と幻想的な風景
こちらが大威徳寺の入り口です。門の奥に広がる色彩のグラデーションが、まるで異世界への入り口のような神秘的な雰囲気を醸し出しています。

【豆知識】大威徳寺とは?
役行者(えんのぎょうじゃ)が開いたとされる古刹。比叡山延暦寺(天台宗)に属し、古くから修験道の拠点として栄えました。現在の多宝塔は室町時代に再建されたもので、国の重要文化財に指定されています。
3. 重要文化財「多宝塔」と紅葉の競演
大威徳寺のシンボルといえば、やはり多宝塔です。角度によって表情が全く異なるのが面白いポイント。

一方で、正面側に回ると真っ赤なもみじが塔に寄り添うように色づいています。撮影をするなら、多宝塔が綺麗に映る午前中の順光を狙うのがベストです。
マイナスイオンたっぷり!「滝めぐり」ハイキング
多宝塔のさらに奥へ進むと、渓流沿いの散策路に入ります。ここからは「滝」の音が心地よく響きます。
エメラルドグリーンに輝く「錦流の滝」
一の滝、二の滝、三の滝と進み、10分ほど登ると本コースのハイライト「錦流(きんりゅう)の滝」が現れます。

【注意】 錦流の滝へ続く道は傾斜の急な石段が続きます。滑りやすい箇所もあるため、歩きやすい靴での訪問を強くおすすめします。
ランチ・休憩スポット情報
散策の疲れを癒やすなら、バス停近くの「お休み処 きっちゃん」がおすすめです。
- お休み処 きっちゃん
- 特徴:アットホームな民家カフェ。カレーのテイクアウトも可能。
- 営業時間:9:00〜16:00
- 定休日:木曜日
アクセス・駐車場・トイレ情報
| 住所 | 大阪府岸和田市大沢町1178-1 |
|---|---|
| 拝観料 | 無料 |
| トイレ | バス停付近に1ヶ所あり(※散策路にはありません) |
公共交通機関(バス)でのアクセス
南海本線「岸和田駅」から南海ウイングバス(牛滝線)に乗車し、終点「牛滝山」で下車(約50分)。
※バスの本数は1時間に1本程度と非常に少なめです。必ず事前に帰りの時刻表を確認しておきましょう。
車でのアクセス・駐車場
阪和自動車道「岸和田和泉IC」から約20分。大威徳寺専用の駐車場はありませんが、隣接する「牛滝温泉 四季まつり」の有料駐車場(1日最大500円〜1000円程度、時期により変動)が利用可能です。
まとめ:2026年の牛滝山紅葉を楽しむポイント
2025年11月下旬の訪問では、多宝塔と紅葉の美しいコントラストに加え、錦流の滝の神秘的な景色まで存分に堪能することができました。
- ベストタイミング: 11月20日前後の「牛滝山もみじまつり」の時期が狙い目。
- 混雑回避: 土日でも午前中(9時〜10時台)は比較的空いています。
- 準備: 滝めぐりをするならスニーカー以上の歩きやすい靴は必須。
大阪市内からわずか1時間半ほどで辿り着ける、歴史と自然が調和した牛滝山。2026年の秋は、ぜひカメラ片手に出かけてみませんか?
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