大阪府八尾市、東大阪市、大阪市平野区にまたがる広大なオアシス「久宝寺緑地」。甲子園球場の約10倍という圧倒的な広さを誇るこの公園は、四季折々の花々が楽しめる市民の憩いの場です。
「大阪の紅葉といえば、大阪城公園や万博公園……」と思われがちですが、実は久宝寺緑地は、人混みを避けてゆったりと秋を堪能できる超穴場スポットです。2026年に訪れる方の参考になるよう、2025年11月下旬の現地取材データをもとに、おすすめの散策ルートや見どころを詳しく解説します。
久宝寺緑地の紅葉散策ルート:駅からのアクセス

久宝寺緑地は、大きく分けて「東地区」「中地区」「北地区」の3つのエリアで構成されています。初めて訪れる方におすすめなのは、JR大和路線「久宝寺駅」から徒歩で北上し、公園を縦断しながらメインの北地区を目指すルートです。

【例年の見頃:11月下旬〜12月上旬】
取材時(11月24日)は、イチョウがちょうど見頃で、メタセコイアが鮮やかに色づき始めたタイミングでした。静かに黄金色の景色を楽しみたい方は、この時期を狙うのがおすすめです。
【エリア別】久宝寺緑地の紅葉見どころガイド
1. 東地区:スケボーエリアを彩る黄金のイチョウ

東地区に入ると、アクティブな若者で賑わうスケボーエリアが見えてきます。この周辺の道沿いには立派なイチョウが並んでおり、見頃の時期には足元まで黄色い絨毯を敷き詰めたような美しさになります。
2. ナンキンハゼの「スペード型」の紅葉に注目
プール横を歩いていると、一際鮮やかに赤く染まった木を見つけました。近づいてみると、葉の形がとってもユニーク!

これは「ナンキンハゼ」という樹木です。秋には赤や紫、黄色が混ざり合ったような複雑で美しいグラデーションを見せてくれます。落ち葉を拾って写真を撮るのも楽しいですよ。
3. 中地区:久宝寺橋からのパノラマと野球場横のコントラスト
東地区と中地区をつなぐ「久宝寺橋」は、園内屈指のフォトスポットです。

また、野球場横のエリアでは、常緑樹の深い緑と、紅葉した赤のコントラストを楽しむことができます。自然が作り出す色の層は、思わず足を止めて見入ってしまうほどです。
メインエリア!北地区のジョギングコースで「紅葉さんぽ」
いよいよ公園のメイン、北地区へ向かいましょう。ここには1周1450mの本格的なジョギングコースがあり、ウォーキングにも最適です。
花の広場のパンジーとラベンダー

北地区の中央にある「花の広場」では、季節ごとの花々が手入れされています。秋の時期はパンジーやラベンダーが咲き誇り、紅葉の赤や黄色に「紫」のアクセントを添えてくれます。
バーベキューエリアを彩るメタセコイア

久宝寺緑地には多くのメタセコイアが植えられていますが、取材時はバーベキューエリア付近の木が特に綺麗に色づいていました。メタセコイアはモミジよりも少し遅れて「レンガ色(オレンジ)」に染まるのが特徴です。
子連れ・休憩にも安心!充実の設備
お子様連れなら「よちよちランド」
小さなお子様がいるご家庭には、北地区の「よちよちランド」がおすすめ。カラフルな遊具の周りも紅葉に包まれており、お子様が遊ぶ姿を写真に収める絶好のシチュエーションです。
トイレ・ベンチ情報
- トイレ:園内に計9か所。広大な公園ですが、適度な間隔で設置されているため安心です。
- ベンチ:各所に配置されています。屋根付きのベンチもあるため、日差しを避けてお弁当を食べるのにも適しています。
散策の後は「桜珈琲 久宝寺緑地店」で優雅なティータイム

たっぷり歩いた後の休憩は、北地区にある「桜珈琲」へ。中庭を眺めながら自家焙煎のコーヒーを楽しめる、非常に贅沢な空間です。モーニングやサンドイッチメニューも充実しており、ここを目的に公園を訪れる人も多いほどの人気店です。
| 営業時間 | 8:00〜22:00(L.O. 21:30) |
| 定休日 | 年中無休(元旦のみ休み) |
アクセス・駐車場情報
住所:大阪府八尾市西久宝寺323
- 電車:JR大和路線「久宝寺駅」北出口から徒歩約10分。
- 車:中央環状線や近畿自動車道からのアクセスがスムーズです。
- 駐車場:第1〜第4駐車場まであり(有料)。BBQ利用なら第3、桜珈琲や北地区利用なら第1駐車場が便利です。
まとめ:久宝寺緑地で「心落ち着く秋」を見つけよう
久宝寺緑地の紅葉は、有名観光地のような派手さはありませんが、その分「自分だけの秋」をじっくり味わえる魅力に溢れています。
1450mのコースを歩いて軽く汗を流し、綺麗な景色を撮影し、最後は美味しいコーヒーで締める。そんな贅沢な休日を、ぜひ八尾の穴場スポットで過ごしてみてはいかがでしょうか?

